夜間・休日は診察していますか?
申し訳ありませんが、水曜・土曜日の午後、日曜・祝祭日と平日の夜間18時30分以降は休診とさせて頂いております。夜間の急な病気でお困りのときは、岡崎市医師会の夜間急病診療所(受付時間:19時30分~22時30分)をご利用ください。また日曜・祝祭日の日中は、休日緊急当直(診察時間:9時~12時、14時~18時)の医療機関を受診してください。
クリニックを受診するときに持っていくとよいものはなんですか?
保険証、こども医療費助成受給者証は必ずお持ちください。2回目以降の方は診察券もお願いいたします。その他持ってきていただけると便利なものには下のようなものがあります。
1.母子手帳(成長・発達や予防接種のことがわかります)
2.症状のメモ、熱型表(熱の動きや症状の変化がわかると診察の助けになり、
診察もスムーズに進みます)
3.もらっている薬の情報
4.写真、動画(うんちの色、皮膚の湿疹、けいれんなどの様子など)
1.母子手帳(成長・発達や予防接種のことがわかります)
2.症状のメモ、熱型表(熱の動きや症状の変化がわかると診察の助けになり、
診察もスムーズに進みます)
3.もらっている薬の情報
4.写真、動画(うんちの色、皮膚の湿疹、けいれんなどの様子など)
病院に連れて行って、他の病気をもらわないか心配です
他の人から感染する病気を感染症といいます。感染症が人から人に感染するには、大きく分けて3つの経路があります。
一つめが空気感染です。これは同じ部屋の中にいるとどんな大きな部屋でも感染する可能性があります。
そのため当クリニックでは隔離室にて診察いたします。空気感染で感染する病気には水ぼうそう、はしか、結核があります。残りの二つは飛沫感染と接触感染です。
当クリニックでは出来る限りの対策を行っております。詳しくは当クリニックのコンセプトをお読みください。
一つめが空気感染です。これは同じ部屋の中にいるとどんな大きな部屋でも感染する可能性があります。
そのため当クリニックでは隔離室にて診察いたします。空気感染で感染する病気には水ぼうそう、はしか、結核があります。残りの二つは飛沫感染と接触感染です。
当クリニックでは出来る限りの対策を行っております。詳しくは当クリニックのコンセプトをお読みください。
何度以上が発熱でしょうか?
子どもの場合、一般的には37.5度以上を発熱と考えます。ただし、平常時の平熱がわかっている場合には、平熱+1度以上を発熱と考えます。なお37.5度以上では予防接種を打つことはできません。
高熱が続くと頭がおかしくなりませんか?
40度程度の高熱でも、脳はダメージを受けることはありません。それどころか発熱は体の防衛反応でウイルスや細菌の活動を抑えます。『細菌性髄膜炎』という熱を伴う病気の後遺症で脳がダメージを受けることはありますが、これは細菌が髄膜に入ることによるもので熱のためではありません。
急に熱が出たときはどうすればよいでしょうか?
熱が出ているだけではあわてる必要はありません。熱が上がってきている途中の体がふるえている、手足の先が冷たいときは、暖めてあげましょう。そのあとふるえが止まり、手足が暖かくなり顔が赤らんでくれば、熱が上がりきったということです。今度は薄着にして、冷やしてあげてください。また熱が出ているときは水分が失われやすいので、水分をこまめに取らせて上げましょう。
解熱剤はどのように使ったらいいですか?
解熱剤は病気を治す薬ではありません。使わなくても病気は治ります。解熱剤は熱を下げて体を楽にし、その間に水分や睡眠を取れるようにする、それを期待して使用します。そのため38.5度以上の熱が出て、ぐったりしているときに使いましょう。熱があっても元気であれば必要ありません。
解熱剤の効果は一時的なもので数時間で効果は切れて熱があがってきます。また熱が上がってくる途中で使っても、ほとんど解熱効果がありませんので、熱が上がりきってから使ってください。体がふるえている、手足の先が冷たいときは熱が上がってきている途中です。
解熱剤の効果は一時的なもので数時間で効果は切れて熱があがってきます。また熱が上がってくる途中で使っても、ほとんど解熱効果がありませんので、熱が上がりきってから使ってください。体がふるえている、手足の先が冷たいときは熱が上がってきている途中です。
熱が出るとけいれんをおこさないでしょうか?
熱が出たときのけいれんで多いものに、熱性けいれんがあります。これは日本人の7~8%の人が経験するよくある病気です。数回けいれんを起こす人もいますが、6歳ごろまでに自然に起こさなくなります。熱性けいれんは5分以内には自然に治まり、これだけでは命にかかわる病気ではありません。口の中に食べ物がある場合はかき出して、吐いたものがのどに詰まらないように顔を横に向けてください。体を激しくゆすったり、口の中にタオルなどを入れないでください。
けいれんが長く続く、意識がはっきりしない、視線が合わない、けいれんを繰り返す、麻痺があるような場合は、急いで医療機関を受診しましょう。熱性けいれんではなく、他の重大な病気の可能性もあります。このような時は救急車を呼んだほうがいいでしょう。
けいれんが長く続く、意識がはっきりしない、視線が合わない、けいれんを繰り返す、麻痺があるような場合は、急いで医療機関を受診しましょう。熱性けいれんではなく、他の重大な病気の可能性もあります。このような時は救急車を呼んだほうがいいでしょう。
熱があるときお風呂に入ってはいけないのでしょうか?
実際はお風呂に入っても、病気そのものは良くも悪くもなりません。ただし長く湯船に入っていると熱がこもり、水分も失われます。冬は入浴後に体が冷えることもあります。これらの点に注意してください。
吐いているときはどうすればいいでしょうか?
『おなかの風邪』が原因で吐いている場合、吐き始めてから3時間ほどは食べたり飲んだりはやめましょう。吐いた後すぐに水分を欲しがる子はたくさんいますが、すぐに飲ませると吐くことを繰り返します。『急がば回れ』です。すぐに脱水になることはありません。3時間たって少し落ち着いたら、少量の水分を5~30分おきにこまめに摂らせましょう。また食べ物は、水分を吐かずにしっかり摂れるようになってからにしましょう。ただし、繰り返し吐いて、その他の症状が強いときは早めに医療機関を受診してください。
下痢が続いているとき、どんなものを飲ませたらよいでしょうか?
下痢が多いときは、水分と一緒に塩分も失われています。このため水分と塩分を補給することが必要です。経口補水液(ORS)を飲ませてあげましょう。市販されているものもありますが、自宅で作ることも出来ます。
【経口補水液(ORS)の作り方】
湯冷まし1リットル+食塩小さじ1/2杯+砂糖大さじ4と1/2杯
※レモンやグレープフルーツの果汁で味付けすると飲みやすい
【経口補水液(ORS)の作り方】
湯冷まし1リットル+食塩小さじ1/2杯+砂糖大さじ4と1/2杯
※レモンやグレープフルーツの果汁で味付けすると飲みやすい
脱水になっていないか心配です
おしっこが半日以上でない、泣いても涙が出ない、口の中や舌が乾いている、肌の張りがなくなりしわができる、これらのような症状があるときは脱水の可能性があります。
寒いところに連れて行ったから風邪を引いたのでしょうか?
たしかに体温が下がると人の免疫力は少し弱くなります。しかし、免疫力が弱くなっても、ウイルスや細菌と接触しなければ感染しません。風邪などの病気はいろんな原因が合わさってかかるもので、一つのことだけが原因ではありません。もちろん寒いところへ連れて行ったお父さん、お母さんのせいではまったくありません。
子どもにはあまり薬を飲ませたくないのですが
人間はもともと『病気とたたかう力』を持っています。薬は『病気とたたかう力』を手助けするという役割です。時間はかかりますが、薬を飲まなくても治る病気もたくさんあります。ただ『病気とたたかう力』だけではすっきり治すのが難しい病気もあります。当クリニックでは、保護者の方と医師がしっかり話し合った上で、必要な薬を処方いたします。また院外処方ですので、医師には聞きにくかったことは、薬をもらわれる薬局の薬剤師さんにしっかりご相談ください。
任意の予防接種も受けたほうがいいのでしょうか?
日本でも毎年水ぼうそうで亡くなっている人がいたり、おたふくかぜで1000人に1人耳が聞こえなくなるということが起こっています。こういうことを知っていて、ワクチンを接種した時に起こる副反応と、ワクチンを接種しないでその病気にかかった時の危険性をくらべると、ワクチンを接種しないで重症になった時の方が、ずっとこわいといえます。できるだけ予防接種は受けるようにしましょう。当院では、VPD(ワクチンで防げる病気)を知って、子どもを守ろうという活動に参加しています。予防接種についてわからないことがあればスタッフにご相談ください。